職親プロジェクト
2024年4月現在
雇用数:760人

OUR VISION

私たち日本財団が
職親プロジェクトにかける想い

一度のあやまち。

それは、社会復帰を望んでも叶えづらい日本において、

出所後のさまざまなハンディキャップとなり、

犯罪を重ねる悪循環につながっています。

この局面に対して私たちは、官民連携で出所者が再び罪を犯さぬよう「職の親」となり、

自立更生を推進する活動を行っています。

一人でも多くの社会復帰を後押しするために。

新たな犯罪を未然に生み出さないために。

そして、より安心して暮らせる日本をつくるために。

日本財団の想い

しょくしんとは職親

官民連携で出所者が再び罪を犯さぬよう
「職の親」となり自立更生を推進する活動です。
2013年2月に職親プロジェクトを立ち上げて12年目に入りました。
今でこそ笑い話ですけど、最初は正直、怖かったです。
受刑者の就労支援をしているとオープンにして、お客さまが怖がって店に来なくなったらどうしようと。
大それた社会貢献とか再犯防止とか、そんな意識もありませんでした。
ただ、更生意欲があるなら受け入れてあげたい。それで会社がつぶれるなら、もう日本に未来はないと腹をくくったんです。
これまで千房では出所者出院者の方を62人雇用してきましたが、成功事例の裏には何倍、何十倍の失敗事例があります。
最初は本当に心が折れました。
ここまで寄り添ってるのになんで切るのって。
店の釜をパクってドロンした人もいました。
最近、その人が見つかったので、「5,000円ずつでもいいから払う」と約束させました。
警察には訴えてないので再犯にはつながっていません。
昔から、子どもは親の言うことをなかなか聞かないけど、
近所のおっちゃん、おばちゃんの言うことは聞くんです。
だから、我々他人が関わり続けることが大事なのかなって。
たとえ問題を起こして退職しても、やる気があれば雇用しています。
1社だけだったら、早くにくじけています。
やっぱり現場に迷惑かけますから。でも、取り組みをすべてオープンにしたことで、
職親の仲間が北海道から沖縄まで一気に広がったんですね。
雇用主のみなさんに言いたいのは、1回や2回は失敗しますよと。
そこからが本当にスタートやと思います。
一緒に支え合って成功事例を1人でも多く作って喜びを分かち愛ましょう。
日本財団職親プロジェクト代表 千房株式会社 代表取締役
中居 正嗣
なかいまさつぐ

NEWS

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PROJECT

活動内容

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Company & Institution
職親企業リスト・対象施設リスト

職親プロジェクトに参加している企業、および対象施設を都道府県別リストでご紹介しています。

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Interview
インタビュー

職親プロジェクトの参加企業をはじめ、中間支援施設、対象施設、対象者などへのインタビューをご覧いただけます。

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Planning & Support
3年計画・中間支援

今後の事業計画をご紹介。各フェーズごとのプログラムや中間施設の詳細などについてご説明しています。

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Archievement
実績

職親プロジェクトにおける実績の一部をご紹介。これまでの内定・就労状況などがご覧いただけます。